貯金は収支状況の把握がポイント

会社員ではなく独立してフリーランスで働く場合、最も異なる点は決まった収入が得られなくなるという点です。
そのため、フリーランスになってすぐに独立前程の収入が見込めるような場合を除き、事前に貯金してから独立しないと生活が苦しくなってしまいます。
どのくらいの貯金額があると良いのかというと、大体1年間で必要な費用の1.5倍から2倍あると安心です。

また独立後もいつ仕事が途絶えるか分からず、体調を崩しても収入の保証がないなど、フリーランスになってからも貯金の存在はたいへん重要なものとなります。
働きながら上手に貯金するために、収支状況を把握することが大切です。

1年間の生活費がどのくらいかかるのかが分かっていなければ、必要な額を貯金することはできません。
また貯金するためには、1ヶ月にどのくらい生活費が必要どのくらいを貯金に回せるのか理解しておかなくてはならず、収支状況の把握はとても重要です。

また税金についても理解しておく必要があります。
自分の収入ではどのくらい税金を払わなくてはならないのかを把握し、節税できるところがないかを調べてみましょう。
青色申告特別控除の他、医療費控除や社会保険控除などさまざまな控除があります。

他には、経費の削減も重要です。
収支状況を見て無駄だと感じた部分は節約しなければなりません。
格安SIMに変更したり、家賃の低い所へ引っ越したりするなど、抑えられるところは抑えて目標金額まで計画的に貯金し、もしもの場合に備えましょう。